シンポジウム・セミナー事業
法整備支援対象国を含むアジア諸国の民商事法分野において、日本と各国の司法、法曹、学術関係者間での相互理解を深めるため、公開シンポジウムやセミナーを主催・共催します。
日中民商事法セミナー
中国と民商事法の分野で一層の理解を深めるため、当財団設立の1996年以来、日中交互に毎年セミナーを実施してきています。中国の法制度に係るその時々の動きについて中国の専門家から情報を得るとともに、日本の法制度について中国側に理解していただく機会を提供しています。

日中民商事法せミナー 2019年11月開催(東京)
アジア・太平洋民商事比較法制研究シンポジウム
アジア・太平洋の国と地域から学者、実務家を招き、民商事法分野に係るシンポジウムを開催しています。アジア・太平洋民商事比較法制研究の総まとめ発表の場として位置付けています。
アジアビジネスローフォーラム
アジアビジネスローフォーラム(ABLF)は、当財団も設立団体の一つとなって2019年度に創立され、アジアと日本、官と民(具体的には、裁判所や法務省といった官と、弁護士、学者、企業法務担当者といった民)、そして世代間をつなぐ三つの懸け橋となって、ビジネスローから人権まで広くアジアの法についての知識を共有し、多角的な議論をする場/フォーラムを提供することを目的としています。2023年には、「生成AIの可能性とリスク」をテーマにしたものを含め2回の研究会を開催しました。
「ビジネスと人権」関連シンポジウム
日本政府が2023年7月3日からの週を「ビジネスと人権」ウィークと銘打ち、「ビジネスと人権」に係る多くのセッションやイベントを開催。当財団も、日本 ASEAN 友好協力50周年記念シンポジウム「ビジネスと人権」を主催し、「ビジネスと人権」における人権デューデリジェンスの実践、マイノリティの保護、法律家の役割等に焦点を当て、外国の専門家、政府・企業の関係者等を招いて、討論を中心としたシンポジウムを開催しました。また、法務省法務総合研究所が主催した司法外交閣僚フォーラム開催記念の特別イベント「ビジネスと人権」公開シンポジウムを共催者となって支援しました。